078-360-0115
対応時間
9:00~17:00
定休日
土・日・祝日

公正証書遺言を作成してもめるケースとは?対策も併せて解説/神戸あかり法律事務所

神戸あかり法律事務所 > 相続 > 公正証書遺言を作成してもめるケースとは?対策も併せて解説

公正証書遺言を作成してもめるケースとは?対策も併せて解説

公正証書遺言は、相続トラブルを防ぐための手段として広く利用されています。

公証人の立ち会いのもとで作成されるため、形式の誤りで無効になる心配がなく、証拠能力も高いのが特徴です。

しかし形式的に正しくても、遺言がきっかけでかえって家族の関係が悪化してしまうこともあります。

今回は、公正証書遺言でトラブルが起きる典型的なケースとその対策を解説いたします。

 

 

公正証書遺言でもトラブルになる代表的なケース

 

公正証書遺言を作成してもめるケースは、以下のとおりです。

 

  • 遺留分を無視した内容になっている
  • 遺言執行者に利害関係人が指定されている
  • 財産の指定や表現があいまいになっている

 

それぞれ確認していきましょう。

 

 

遺留分を無視した内容になっている

 

法律では、配偶者や子など一部の相続人に遺留分という最低限の取り分が保障されています。

遺言で誰かに全財産を相続させるよう記載した場合、他の相続人の遺留分を侵害してしまうことがあり、結果として遺留分を主張する紛争に発展します。

 

 

遺言執行者に利害関係人が指定されている

 

遺言書の内容を実際に実行する「遺言執行者」の存在は重要です。

しかし相続人から選任すると「中立性が保たれていない」と見られる場合があり、他の相続人から反発を受ける可能性があります。

 

 

財産の指定や表現があいまいになっている

 

遺言書に「自宅を妻に任せる」「長男が家業を継ぐ」などと記載しただけでは、法的に誰がどの権利を持つのかが明確ではありません。

不動産の名義変更や、事業の承継時に混乱が生じ、各相続人間で解釈が分かれてしまうことがあります。

 

 

公正証書遺言に関するトラブルを防ぐための対策

 

公正証書遺言に関するトラブルを防ぐためには、以下のような対策を検討してください。

 

 

遺留分や特別受益を考慮する

 

特定の相続人だけを優遇する内容にすると、他の相続人に不公平感を与えがちです。

財産の分け方を決める際には、遺留分の範囲や特別受益なども踏まえて検討しましょう。

 

 

遺産を指定する場合は内容を具体的に記す

 

遺言書には、「誰に」「どの財産を」「どの割合で」相続させるのかを、明確な言葉で書きましょう。

不動産であれば登記簿上の住所・地番を、預金であれば金融機関名や支店名まで具体的に記載するのが重要です。

 

 

弁護士に相談する

 

弁護士や司法書士など、相続実務に詳しい専門家のチェックを受けてから作成することで、法的に整合性の取れた内容に仕上げられます。

また、第三者である弁護士を遺言執行者に指定すれば、相続人間の不信感を防ぐことにもつながります。

 

 

まとめ

 

公正証書遺言は、確実性の高い遺言方式ではありますが、家族間の争いを完全に防ぐことはできません。

相続人の感情面や生活状況にも配慮しつつ、法律的に整合性のある遺言を作成することが重要です。

不安がある場合は、相続問題に詳しい弁護士に相談することを検討してください。

当事務所が提供する基礎知識

  • 過失割合

    交通事故が起きたとき、事故によって被害を受けた人が被害者、被害者にケガなどを負わせた人が加害者になります。しかしながら加...

  • 任意売却

    不動産の任意売却を行う際には、弁護士ではなく、ご自身で行うことが原則となります。しかし、任意売却の場面においては、希望の...

  • 交通事故によるむちうち|...

    後遺障害の基本的な事項に関しては、当ホームページの「後遺障害等級が認定されたら賠償額はどうなる?認定後の流れは?」をご覧...

  • 交通事故による脳挫傷|後...

    脳挫傷とは頭部を強く打撲したことにより、脳を損傷してしまった状態のことを指します。脳挫傷は症状が軽ければ完治することもあ...

  • 【遺留分侵害額請求権】時...

    遺言などにより一人の相続人に相続が集中してしまった場合など、相続人の遺留分が侵害されている場合には遺留分侵害額請求を行う...

  • 家賃滞納者を強制退去させ...

    家賃滞納者を強制退去させることは可能ですが、条件もあります。今回の記事では、家賃滞納者を強制退去させる具体的な手順や費用...

  • 交通事故の過失割合は誰が...

    交通事故での示談交渉の際に、相手方の提示してくる過失割合に納得できないといったご相談をいただきます。本ホームページでは、...

  • 物損事故

    自転車事故、自動車事故などの交通事故により、自分が所有する自転車や自動車などの財産が損害を受けた場合に、物損事故が発生し...

  • 人身事故

    交通事故に遭ったとき、被害者がケガをすることや、場合によっては死亡することもあります。このときに被害者(またはご遺族)は...

  • 不動産売買契約書のチェッ...

    土地や家といった不動産の売買においても、他の契約と同様に口頭だけでも契約を交わすことは可能です。しかし、不動産の売買は高...

よく検索されるキーワード

所属弁護士紹介

交通事故・遺産相続に強い弁護士が、最善の解決方法を提案いたします。 一人で悩まずお気軽にご相談ください。

所属弁護士

松原 由尚(まつばら よしひさ)

仲谷 仁志(なかたに ひとし)

大島 智子(おおしま ともこ)

所属団体
兵庫県弁護士会
ごあいさつ

当ホームページをご覧いただきありがとうございます。 兵庫県神戸市、芦屋市、明石市、西宮市を中心に、滋賀県、奈良県、大阪府、京都府、和歌山県にお住まいの方から交通事故、相続などの法律相談を承っています。

法律問題の解決には、悩みを抱えている方のご状況をしっかりと把握することが重要と考えていますので、じっくり時間をかけて丁寧にお話しをお伺いすることを心がけています。

お困りの際は費用面など気になさらずお気軽にご相談ください。どうぞよろしくお願いいたします。

事務所概要

名称 神戸あかり法律事務所
所属 兵庫県弁護士会
所在地 〒650-0027 兵庫県神戸市中央区中町通2-3-2 三共神戸ツインビル11階
電話番号/FAX番号 TEL:078-360-0115 / FAX:078-360-0116
対応時間 9:00~17:00
定休日 土・日・祝

ページトップへ